読み物 Blog

2018/08/23 12:36

 

こんにちは(^^♪ Momokoです!
 
みなさんは、和菓子の木型(菓子木型)ってご存知ですか?
職人によって彫られた和菓子を作るための木型なのですが
その歴史は古く・・・おそらく江戸時代あたりから
こういった木型が使われるようになったんじゃないかと
いう説もあります。
 
私の父はかばん職人なのですが、父が15年くらい前に
木型を使って革を絞り、カバンを作っていたのをよく
覚えています。薄い革を濡らして、木型に押し付けると
不思議とその形に成型されるのです。
(革絞りと言う技法です)
中身を詰めたり硬化剤を塗ると形を保つことが
できます。
まさか、和菓子の木型でレザークラフトが
できるとは!!
 
 
 
で、父が骨董市で入手した木型の一部です・・・。
おめでたいもの、季節のモチーフが多いですね。
 
 
 
 
製作シーンはちょっと怖いですが・・・
(写真は別の木型です)
石紛粘土やおゆまるといった粘土を
使い、まず木型の型を作りまして・・・
 
濡らしたヌメ革を木型に敷いて、そのうえに革を
置き、硬いものを当ててクランプでぎゅーーっと。
 
色々ですが、1時間~3時間くらい絞ります。
 
 
 
はい!きれいに絞れました!
革の色が変わると雰囲気が変わります。
たけのこって上へ上へ伸びるので
とっても縁起がいいのです(^^
 
 
 
中には粘土を詰めてありますので・・・
硬いのです。
 
 
まだまだ色々な木型があるので革絞りが
楽しくてたまりません・・・
ヌメ革ですので、色が濃くなったりツヤが出たり
という経年変化も楽しめます!
 
縁起物のタケノコキーホルダー、
おひとついかがでしょうか?