読み物 Blog

2019/06/09 00:00

こんにちは!

革を使って、たい焼き器や和菓子の木型で面白いものを

作っているMomokoです(*'▽')

今日は、ご好評いただいているクリームサンド

みたいなラウンドファスナー小物入れの作り方を

載せてみようかと思います。

BASEのさんた屋さんのジップセッター丸のページ

こちらの治具を使用しています。ジップセッター、

つまりファスナーをがっちりセットして革に

貼れるので、カーブにもきれいにファスナーが

貼れるわけです。

よく見かけるラウンドファスナーとかL字のお財布を作る

時もこのような治具が使われることが多いのです。




1.革とぴったりサイズのファスナーを用意します。

ファスナーはお店で調節してくれる(有料の場合もあり)

時もあるし、自分でくいきりという工具を使って虫を

外せば好きな長さに変えられます。

根革は端の方をうすく斜めにすいておくと仕上がりが

きれいですよ!


2.両面を組み合わせてAとかBとか書いておきます。

両面テープで少し貼り合わせて、穴をあけます。

2か所以上に両面印をつけておくと後の作業が

楽です。(両面テープは少しでいいです!)


3.穴をあけたところです。

根革を縫う部分の穴は、丸ギリであけてもよいと思います。

(万が一、裂けないように・・・)


4.いよいよファスナーを貼ります。

縫い目にボンドがつくと、縫いにくいだけでなく

縫い目の乱れに繋がりますので・・・極力ボンドが

つかないように慎重に塗ります。この洗濯バサミが

とても便利でいい仕事をしてくれます!


5.スタート部分にファスナーをかちっとセットして、

内側の裏革に表向きのファスナーを貼っていきます。

あ!まだ貼らないで・・・

とりあえずファスナー同士をくっつけます。


6.目打ちを使ってファスナーを引き寄せながら

均等に貼ります。難しいけど、いくつか作ると

コツがわかると思います。この時点で

しわがよっていると出来上がりにも

響いてしまいます。



7.一周貼れたら今度は木べらを使ってならします。


8.さぁー!お待ちかね!縫いの工程ですよ!
やっと縫えます(笑)ファスナーをあけて
治具をはずし縫っていきましょう。

9.片面が縫えたら根革にナスカンやリング
をはさんで反対側も縫います。
ここまできたら、あと少し!!

10.完成!!お疲れさまでした!


この作り方は、私個人のやり方に

なりますのであくまで自己責任で参考に

していただければ幸いです。

(もちろんさんた屋さんに直接

聞いたことも含まれておりますが)


レザークラフターのみなさん!

ぜひ、自分だけのオリジナル作品を

作ってみませんか??

作るのが楽しくて病みつきに

なっちゃいますよー(*'▽')

私のBASEの販売サイトで各種販売

しております!